トータルイメージプロデューサーの古見みのりです。
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花粉と共に春の気配が近づく今日この頃。河津桜もあちらこちらで見られるようになりましたね♪
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今日は私のファッションへのこだわりについての回顧録のような内容です。長くなりそうですがお付き合いよろしくお願いいたします✨
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私は現在は都内で暮らしていますが30歳までは四国の徳島県で過ごしました。はい、田舎なんです。
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小さい時から母は朝四時頃起きて身支度をすべて整え、私が起きる時には「キレイなお母さん」でした。決して父がそうしろと言っていた訳ではなく素顔が見せられないとかでもないのですが。
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よほど具合の悪い日以外は母はこれを毎日貫き通しました。お洒落も好きで色物もとても上手に取り入れて、常にタイトスカートを履いていたし、ボディラインの出るワンピースも良く着ていました。常に見られているという意識を持つと自然と背筋も伸び、お腹も引っ込めようと力を入れるから腹筋も鍛えられる。それを知っていたのでした。
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田舎なので近所の人からはやっかみで「そんなにキレイにしてどこ行くの?」とか「ハイカラ」と言われていましたが母は「悔しかったらやれば?」と余裕でかわしていました。自分は自分なのだ。
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そんな母を見て育った私はお洒落に関してかなりの時間とお金を使いました。トライ&エラーもしょっちゅうです。お店を良く知っているね、と言われますがそれだけ行っていたからです(^-^) 知らず知らずに経験を積んでいたのですね。
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大人になって私がびっくりしたことは、「部屋着」という存在。我が家では朝着た服はお風呂に入る時まで着ていたから。外出先から帰っても部屋着に着替えるという概念がなかったのです。だから家でくつろぐ時もちょっとよそ行きの格好をしている。座り方もスカートだと気を付ける。 食事も洋服を汚さないように気を付ける。窮屈に感じる方がほとんどでしょうが、我が家はこれが当たり前でした。
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お金をかけずにお洒落を楽しみ、年齢を重ねても美を追求している母は今や私の目標とする人です。
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母から学んだ事は今の私の仕事にとても役立っていること、これから少しずつ恩返しをしたいと思います。
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来月、古希を迎える母。何をプレゼントしようかな?
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お付き合いいただいてありがとうございました。☆
私がこの仕事を選べたのもこの経験があったからだと思っています。
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では今日はこの辺で☆
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